| 内草 夢窓国師悟りの寸前 |
| この地についても定説がない。現在本で記載されているのが川瀬一馬氏の説では茨城県高萩市上君田小字内の草である。しかし、白鳥庵、臼庭との地理関係に無理があると思われる。 ①「年譜」によると、内草で悟りの確信を感じた夢窓が一路鎌倉に向かっているときに、比佐居士が臼庭で押しとどめ、いま少しの修行をするよう説得した。となっている。ということは、内草は臼庭より北になければならない。 ②内草の数百メートル隣に岩穴なる地籍がある ③この地には好間川が流れ、その岸は座禅窟を作るのに格好な凝灰岩でできている ④この地には山門平、おこもり穴、蛇岸ぶちなど仏教に関する地籍や伝説がある ⑤痴鈍のテルとリーで白鳥から逃れてくるに都合のよい場所 |
  ▲内の草 ▲岩穴住宅 |
 ▲好間川 |
 ▲凝灰岩の崖には洞窟があるのではないだろうか |
 ▲蛇岸ぶち |