大阪 ガーデン シティー  地下街へ自然の創出
  地下街の閉ざされた空間に、潤いを求めるとしたら、どのようなコンセプトが生まれるだろうか。やはり、水と滝であろうか。
  大阪駅に接した地下街に現代の日本庭園とも言うべき造形が見られる。単なる通過領域になってしまう場所に、巨大なモニュメントがある。全体的には薄暗くして、石に刻まれた襞により視覚的にも、聴覚的にも心地よい雰囲気を生み出している。

▲壁一面を滝として、満々と水を満たした池からは階段状に水が流れ落ちる。

▲流れ落ちる水量は場所によって異なるため、変化にとんだ様子だ

▲現代の滝とも言うべきか

▲地上との接点