ヴェネツィア
  ヴェネチアの起源はアッティラの引きいられたフン族や更にフランク族から身を守るためにラグーナ(潟)といわれる島に避難し、そこは敵から身を守るユニークな国家に成長した。117の島を400の橋でつなぎ地中海の一大海洋国家になった。第4回十字軍にいたってはエルサレムに行くのではなく、同じキリスト教国のビザンチン帝国を攻め占領下に置いた。しかし東西貿易がインド航路の開拓されると、海洋国家の座は外洋に面したオランダ、イギリスに奪われた。
  トルチェルロ島には大聖堂と教会がある、いずれもベネチア・ビザンチン様式で大聖堂は9.11世紀、教会は10世紀。大聖堂のモザイクはアプスには涙を流しているマリア(クライングマリア)とファサードの裏側には一面に最後の審判が描かれている。静かな聖堂を観賞後に緑が美しいレストランで食事をした。静かな村だ。

▲鐘楼(99m)よりサン・マルコ寺院を望む

▲サンマルコ寺院の天蓋は金色のモザイクで埋め尽くされている       

▲サンマルコ広場は夜になると音楽が奏でられる。「旅情」の世界だ

▲トルチェルロ島にあるサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂(左)とサンタ・フォスカ教会(右)

▲アプスには涙を流したマリア                 ▲最後の審判(ファサードの裏側)

▲運河に面した小さなホテルに泊まる、朝食はテラスで    ▲夜の運河

▲一日の始まり
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