訪問した街と聖堂 サン・トロフィーム教会
特徴 最も有名な角柱彫刻
教会入り口の彫刻はミシュランガイドブックによると次のようになる
@
最後の審判
A神に選ばれた者の一団
D
12使徒
G神に見放された者たち
J聖トロフィム
K福音史家聖ヨハネ
L鍵を持つ聖ペテロ
M聖パウロ
O聖ステパノの石打
二人の天使がその魂(子供)を肉体から離して天国へ連れて行く



 
▲ポルタイユの像     

▲サン・トロフィーム教会外観 

▲聖堂
  聖堂に入るとなんとも形容しがたい雰囲気に包まれた。大きくはないが、淡いベージュの石が丸い天井を構成している。

▲寝室。現在は展示室
  寝室は他の修道院に比べると、天井のカーブが緩やかであり、このようなアーチでよくも歴史に耐えてきたものだ、と感心した。

▲No5神に選ばれた者の一団(クリーニング直後で見やすい)

この回廊はプロヴァンス地方でもっとも有名なもの。まず回廊の建設時期であるが北と東はロマネスク様式で12世紀後半、南と西はゴシック様式で14世紀の建造。次に柱頭については北回廊にある「キリストの復活」やアルル地方のキリスト教の起源に関する彫刻。特に有名なのは角柱であるが、中でも北東にある聖パウロの像。肘下からから長く垂れたひだの彫りが深くみごと。
 せっかくの彫刻も真っ黒では神聖なイメージが損なわれる、早急にクリーニングをお願いしたい。(石炭による煤煙か)


▲ロマネスク様式の回廊

▲左側(北・東)はロマネスク回廊、右側(南・西)はゴシック様式回廊

▲回廊に遊ぶ幼子 回廊北東の柱は特に有名、聖パウロやキリストの
 昇天などが刻まれている。
 
▲北東の柱              ▲北西の柱
 A聖ステパノの石打           @聖ペトロ
 Cキリストの昇天            Aキリスト復活
 D聖パウロ
                    B聖トロヒィーム

▲セントガブリエル聖堂
上より右回りに:鷲(聖ヨハネ)・牡牛(聖ルカ)・有翼の人間(聖マタイ)・獅子(聖マルコ)

▲フォンヴィエイユにあるドーデの風車
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