街名 ブルゴス:ゴシック様式の大聖堂
特徴 ブルゴスの思い出
 レンタカーでブルゴスに入ってから、カテドラルにはなんとかたどり着いた。さてパーキングはどうしようか、と思案していた。すると一人のおじさんがついて来るように手招きしている。導かれるままについて行くと、広場の地下にある駐車場を教えてくれた。駐車してから広場に上がって来たら、そこには先ほどの小父さんが待っているではないか。これから案内をしてくれるらしい。先ず入口にある薬に関する博物館、次に、いよいよ大聖堂だ。中にある細かな細工を誇らしげに説明してくれた。途中で何かを出す仕草をするが何のことか分からなかったが、どうやら100ペセタを出すように、とのことらしい。私がコインを渡し小父さんがそれを箱に入れるとマリア様を照らすようにライトが点いた。感心して見とれる。表に出てから謝意を表して別れようとしたが、次に行くと言う。次はサン・ニコラウス教会だ。そこもおじさんが丁寧に案内してくれる。教会から出てきたので、一緒に教会を見ながら昼食を、と思いながらも、あれこれ写真を撮っていて気が付いたら小父さんはいなくなってしまった。ブルゴスの聖堂はスペインのゴシック建築の最高傑作で世界遺産になっているが、なんと言っても親切なおじさんとの出会いが記憶に残る。カルサダではホテルの前の教会で結婚式に参加した。花嫁は父親と2人になると、華やいだ顔が一変し、はにかんだような寂しげな顔になった。
花嫁と父

 ▲ブルゴス大聖堂
             
          ▲ブルゴス大聖堂