鬼首温泉  吹上旅館峯雲閣
湯滝の露天風呂と滝を見ながらの露天風呂
宮城県鳴子町鬼首吹上温泉  0229−86−2243
  この奇妙な名前の温泉は一度訪ねると忘れられない湯となるのではないか。鳴子の先を20分ほど入ってゆくと、その名も示す間欠泉の吹上げの地に着く。そこにはたった11室の瀟洒な一軒家がある。そこで先ず驚かされるのは、滝壷がそのまま湯船になっている!このような湯はカムイワッカの湯、川原毛の大湯滝、オンネトーの湯くらいではないか。その内で滝の傍らに宿があるのはここだけだ。更に驚ろいたことには、豪快に水しぶきを上げる滝見の露天風呂があることだ。今の季節は頭上の緑が湯船に写って、まるで緑の湯に浸かっているようだ。今回は珍しい湯滝風呂に入れたが、7月から9月が適温になるそうだ。夜の8時頃になると蛍がフワフワと漂いながら瞬いている。何とゆったりと時間が流れているのだろう。

▲湯滝に浸る

▲露天風呂は緑に染まる